キミイロ

桃色の気持ち―優美side―




亮くんを待ちつづけて数日が過ぎた。


毎日、毎日、時間がある時は
いつもベンチで待っていた。


でも、亮くんは来ない……。


もう会えないのかな……?
会えることは、もう無いのかな……?


今日も待っていたけど日が傾き始めた。


もう帰らないと杏実さん達が心配するな……。


私はベンチから立ち上がって帰ろうとした。







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