キミイロ



『はぁ…。はぁ…。』


公園の入り口まで着くと俺は息を整えた。


優美は居るだろうか?


俺は入り口から公園の中を覗く。


居た!ベンチに優美が居る。


『優「優美ちゃん!」


俺の声を遮って優美を呼んだのは、
白衣を着た20代くらいの背の高い男だった。


男は俺の居る入り口側とは反対の方から、
走って来て、優美と楽しそうに話している。






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