キミイロ



『はぁ…』


後悔しても、遅いんだよね……。


『よしっ!このままじゃダメだ!!』


私はベッドから立ち上がり、ケータイを握って公園へと向かう。


ちゃんと謝ろう。
ヒドい事を言ってゴメンって素直に謝ろう。


私は、そう決意して廊下を歩いていた。


「―――だ。」


かず先生の治療室の前を通ろうとしたら中から話し声から聞こえてきた。





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