お嬢様と執事の恋愛。

それから私服に着替えて家を出てきた。

そして今柊家の会社にいます。


「あの柊悠太の娘です。悠太君につなげてください。」


さすが大企業の娘。

話を進めるのが早い。

警備員だってすぐ通してくれた。


「もしもし。悠太君今行ってもいい?うん。じゃぁね。」

「いいって。行くよ。」

「はい。」


一応俺は執事やることはやってみた。


「エレベーターで椋がボタン押してくれたの初めてだ。」

「うっせ。」

「うわ。会社でその態度。龍君に言っちゃお。」


結局どこであろうと2人になるとお嬢様と執事から幼馴染に戻ってしまう。


そしてついた会議室。

社長室は書類で散らかってるから駄目だって。


コンコンッ

「悠太君~。」

「愛恋~なんだそんなに悠太君に会いたかったか?」

この人はすごい親ばかだな。

ここまでの人は見たことがない。

もし『愛恋をお嫁にください』なんて言ったら俺殺されるのかな。


いやこの人ならあり得るぞ。




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