お嬢様と執事の恋愛。
「愛恋ね椋と買い物に行きたいの。でね夜ごはんも外食したいから遅くなるって言いに来たの。」
「椋ちょっと…。」
陰に呼ばれた。
「お前愛恋に何した。」
「なんにもしてないですよ。」
「嘘つき。なんでお前スーツじゃないんだよ。」
「いや…だか「愛恋が言ったの私服にしてって。」
助かった。
「愛恋が椋と遊びたいの。ね、いいでしょ。」
「いいよ。でもちゃんと帰ってきてね。お泊りは許さないよ。」
最後の方は俺の方を向いて言ってた。
怖っ。
それから会社を出た。
「愛恋どこ行くの?」
「アイス屋さん行ったら会社に戻ってくる。」
そして独大サイズのアイスを買った愛恋は本当に会社に戻ってきた。
「屋上行くよ。」
そして屋上。
俺は初めて来た。
愛恋に聞いた。
俺がいなくなってからここに来るようになったって。
ここでよく泣いたって。
そんなこと言われたってねぇ。
罪悪感感じるよ…。