お嬢様と執事の恋愛。

愛恋はタイトなスーツが好きなの。

後はネクタイ。


「これ着てきて。」

「これ執事じゃなくね。」

「いいから早く。」


椋に渡したのはタイトなパンツにストライプのシャツ。

ああいうアイドルが着そうな感じいいよ。

それからもいろいろ見た。


「おーい。どう?」


わ!カッコいい。

まじでアイドルみたいだ。


「いいんじゃない。次行くから脱いできて。」


素直にカッコいいって言えない自分が憎いよ。


そのあとネクタイと靴も選んだ。

それからごはん。

あんまりおなかすいてない。

もともと全然食べないのに、昨日と今日結構食べた。

普通の人から見たら普通だけど、愛恋からしたら異常。


「椋何食べたい?」

「なんでも。」

「決めてよ。悪いんだけどおなかすいてないから1人で食べてくれる?」

「いいけどだったら家で作って食べればいいんじゃね。」


あ!

閃いた!


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