お嬢様と執事の恋愛。
「あたしが作る。」
「は?!」
「スーパー行って帰るよ。」
「あ~ホント自由人だな~;」
スーパーについてから何を作るか考え中。
作るとは言ってみたものの料理がうまいわけじゃない。
困ってスーパーをうろうろしてたら『これ買って!』って超笑顔の椋がシチューの箱を持ってた。
「シチューで良いの?」
「いい。いい。全然いい。」
こんな簡単なものでいいのかなとも思いながらも助かったって思った。
それから急いで帰った。
「愛恋~今日は遅くなるんじゃなかったの~。」
「予定変更。キッチン借りるからね。」
「いいよ~。」
悠太君の横で睨みつけてる美咲の横を通り過ぎてキッチンに行った。
シチューなんて簡単。
切って炒めて煮込むだけ。
だからすぐできた。
今考えると本当にこの2日いろいろあったな。
執事ができて、
好きな人が帰ってきて、
自分が分からなくなって、
どうしようかな。
女の子から告白されるのってどう?
最近は草食系男子が多いからな?
あ~ホントにやばい。
頭爆発しそう。