お嬢様と執事の恋愛。

そう思ったのに、

覚えてなくてほっとしたのに、

俺のお嬢様は小悪魔だった。


「久しぶりだったね。」

「?」

「2回目は愛恋からしたよ。」


えっ?

今なんて?


「酔ってなかったのか?」

「酔ってたけど愛恋強いから。」


ってことは全部芝居…。

俺は遊ばれてた…。


「愛恋俺で遊んで楽しいか?」

「遊んでないけど。」

「ふざけんなよ。」


愛恋の事ちょっと嫌になった。


「いいから髪乾かして。」

「嫌だ。」

「執事でしょ。いう事聞いて。」


無理やり愛恋の髪を乾かされる俺。

何でこんなことしてんだろう。



「椋…」

「はい。」

「ごめんね。」


突然謝った。

びっくりした。

そして言われた衝撃的な言葉。


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