お嬢様と執事の恋愛。
〖愛恋〗

椋が愛恋の彼氏になった。

ちょっとシナリオ通りに行かなかった所もあったけど、最後は思い通りになった。

3年練り続けた作戦。

成功ってことで良いよね。


椋はキスした後『うわ…甘…。』って言って顔が変になってた。

もともと甘いものあんまり好きじゃなかったっけ。

愛恋は大好きなのにな…。


「お嬢様もう寝る時間ですけど。」

「やだ。」

「本当に何も成長してないですね。」


そう言ってベットまで引っ張られ連れてかれた。


愛恋も思うよ。

椋は大人になった。

だからあんまり言い合いをしなくなった。


だからさっきも

『しょうがないな~愛恋の彼氏にしてあげる。』って言ったら、『それはどうも。』って言われた。

昔だったら『愛恋が俺の彼女になれ。』とかって言ってたと思う。


愛恋ももう少し大人にならなきゃいけないのかもしれないな。

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