キミとの距離





「俺なら!安藤さんを幸せに出来る!」




「・・・・痛いッ離してッ・・・・『バンッ』」




「「え?」」






大きな音に驚いて体が揺れた

男の子の手も揺れて離れた









「・・・・・・・・うるさい」





その姿を見て、男の子はそそくさと

去っていった




・・・・・・なんで?

なんでここにいるんだろう







「・・・・・・・・・・純」






目の前には純がいた

学校で話すのなんて付き合ってからは

すごく久しぶりだった








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