キミとの距離
「もう遅いし解散ねー!」
トイレから戻ると幹事の人が言っていた
・・・・・・・よかった、まじ
「えー!今度交換しようねーっ!」
俺は適当に返事をして店を出た
「あ・・・・・・・雨だ」
ぱらぱらと降る雨
ここから駅まではなかなか遠い
「もう暗いから、俺送るよ」
「え、いいの?」
そんな会話を合図に他の人も
男女1組になるようになった
「あたしの家こっちだよー!」
もちろん俺の腕を引っ張るのは
長谷川 雛乃です、やっぱりね