キミとの距離
____________________________芽衣 said
『・・・・・・・・ピンポーン』
突然チャイムが鳴った
訪問者なんて滅多にいないから
誰だろう?
本当は少し期待した
純かもしれないって
・・・・もしかしたらもしかしたら
でも、そんなのありえないもん
わかってるのにね
「・・・・・・・はい」
ドアを少し開けて出る
「・・・・・・・・え?」
「・・・・・・・こんにちは」
目の前の人は口元だけ笑って言った