キミとの距離
●ごめんね、もう別れよう
_____________________________純 said
「・・・・・・・芽衣?」
家の前の後姿に話しかけるのも躊躇した
久しぶりで、どうすればいいのか
わからなかった
「・・・・・・・純」
耳に届くやわらかい声
「・・・・・なんで、泣いてんの?」
頬を伝う涙に俺は
どうしたらいいのかわからなかった
「とりあえず中はいろ?な?」
俺は芽衣の返事を待たずに鍵をあける
本当はどうゆう返事が返って来るか怖かった