キミとの距離








______________________________芽衣 said






「おはよー!芽衣!」



「おはようっ」




実際、今日の朝も目が腫れていてひどかった

出来れば誰にも逢いたくないくらい




・・・・・・・・でも、このまま

だらだら休むわけにはいかないもんね


いつか、どこかで

吹っ切らなきゃいけないんだ







「芽衣!純くん来たよ!」





廊下ではやっぱりいつもみたいに

きゃあきゃあと黄色い声が聞こえる



女の子たちの隙間から

ちらっとだけ純が見えた







その姿に、胸が締め付けられた







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