キミとの距離










「・・・・・・・・きゃッ」




「・・・・・・・・なにこれ」





俺の手は長谷川 雛乃の

胸倉をつかんでいた

その首に見えたのは・・・・・






「・・・・・・・・俺が買ったやつ?」




「・・・・・・あたしも自分で買ったの」






・・・・・・・俺が芽衣に買ったものと

全く同じあの、ネックレス








「・・・・・・・・てか、離してよッ」



俺が手を離すと長谷川 雛乃は

苦しそうに咳き込んでから言った







「・・・・・・・・でもさぁ、ジュンくん」






< 212 / 300 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop