キミとの距離
耳元で聞こえる声がくすぐったくて
愛しくて、涙が出た
「・・・・・・・・俺、断られたらどうしようかと思ってた」
少し笑いながらいう純の瞳にも
うっすらと光っていた
「・・・・・・・・でも、離す気はなかったけど」
「・・・・・・・・離れないよ」
最初はこんなに近づくことが出来るなんて
思わなかった
キミとの距離がこんなにも
近づくなんて思いもしなかった
「・・・・・・・・純、好き」
「・・・・・・・・好きだよ、芽衣」
同じ想いを持って
キミとの距離はなくなった
キミとの距離《終わり》