キミとの距離
「・・・・・あ」
ある店の前で俺は目を奪われた
入り口の目の前にあったネックレス
金のチェーンに小さな丸い石がついていた
手にとるとキラキラしていて
昼間の綺麗な海みたいだった
・・・・・・芽衣に似合いそう
「・・・・・あれ?ジュンくん?」
突然後ろから声が聞こえて
俺はそれを手から落としそうになった
・・・・・・・振り向くとそこには長谷川 雛乃がいた
「あたし、みんなと一緒に来たのに
はぐれちゃったんだー」
と、なぜか嬉しそうに話していた