キミとの距離



・・・・・・・・いやいや、俺は被害者だ

それどころかなんもしてねぇーよ






「・・・・・・・・だからさぁ」





そういって俺は泉に

今あったことを全て話した

このまま誤解されたままだとガチで困る







「・・・・・・・ふーん、それでまじで

 興奮しなかったわけ?」





「・・・・・しねぇーって」





泉はまだ俺を疑ってるらしく

しつこく質問してくる






「でも、普通男って上に乗られたら

 興奮するもんだろ?」





「お前はしても俺はしない」






「・・・・・・・・ふーん」




泉は‘俺はもう寝る’といい

俺に背をむけて寝始めた



< 86 / 300 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop