キミとの距離







「・・・・・・・教えて!」





知りたいのに!

純のことならなんでも!





「・・・・・・・・・わかったって」




純は呆れたような顔をしながら

自分のカバンの中をあさった





なんだろう







「・・・・・・・ん、これやる」



「・・・・・・・・・・え?」





渡されたのは可愛い模様のついた

小さな紙袋





「・・・・・・・・お土産」





・・・・・・・・え、ウソ

そんなもらえるなんて思ってなかったから

びっくりして嬉しいのに声も出ない





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