図書館LOVE☆
翌日‥ ── 。
その日は土曜日だった
私は朝早くに図書館に足を運び、
その本のを開く。
"よし。明日、四時に此処来て。"
明日の日曜…。
ドキッと胸が高鳴った。
彼と逢うんだ
彼は本の中だけの彼だと
思っていたけど
いざあうとなったらなんだか
不思議な気持ちになった。
"分かりました、絶対来ます"
そう丁寧に書き挟んで
私は図書館を出た。
彼と話していることは
現実逃避だったのかな?
この辛い想いの残る日々から
助けてくれる彼を
頼りにしてあの日から毎日‥──