図書館LOVE☆
そう言ってあやめは
ふう、と一息ついてから
真っ直ぐな目で私を見詰める。
「私ね、一週間前から亮平と付き合ってる んだ」
なかなか言いにくくて
ごめんね~なんて笑いながら
言ってきた。
その言葉に私は目を丸くした。
あのチャラチャラ男 廣田亮平と、
あやめがね…。
「大丈夫なの?危なそうな男だけど…」
「大丈夫。大好きだから。信用してるの」
あやめは空を見つめながら
そう答えた。
その時のあやめの顔は
すっごく可愛らしくて
本気で恋してる女の子だなーって
そう感じた。
「次は衿奈のばんだからね!」