図書館LOVE☆
つい、桜井斗真と雅の姿を
重ねてしまう。
だって…
どことなく、にているから。
笑いかたや話し方が ‥─。
彼を見るとする、
この胸騒ぎはなに?
彼のことを好きって
勘違いしているのかな?
ただ雅の代わりが
欲しかっただけの感情?
ただ、意味もなく
ドキドキとさらに鼓動が高鳴る。
「でも、私…あなたのことあんまり知らないし」
「いいんだよ。少しずつ俺のこと好きになれよ。全部受け止めてやる」
そう言い、また私を
ゆるく抱き締めた。