下り坂


「ちょっと、真里!!
2階行こ!!早く早く~」



姉に振り回されつつ、
2階に荷物を持って上がる。


?!?


なんだろう、この音。



ザァァァアアア――――。



耳を傾けた瞬間、


♪♪♪~


お姉ちゃんがコンポで曲を流し始めた。


…気のせいか。


私はそのまま新しいベットで深い眠りについた。


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