下り坂


「ん…」


そう言ってペットボトルに入ったミネラルウォーターを渡された。



「ありがとう…」



そして、私の隣に座って自分も水分を取り始めた。

なんか、思ってたよりも違う。


見た目はあんなヤンキーのグループにいるし怖そう、

でも、

不器用だけどこうやって親切にしてくれる。



本当はいい人なんだ。




< 36 / 164 >

この作品をシェア

pagetop