下り坂


「…なんで分かるの??

心が読めるの?!」



「俺、魔法使えるから」


「バ、バカにしないで!!」


「フッ、じゃぁ買いに行くんで」



そう言って私に背を向けて歩き出してしまった。



「あ、待って!!」


「何??」


「私も…、一緒に行っていい??」



…。



「私も一緒に行かせてください!!」


「よし」



この人はドSかっ!!



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