桃色ナミダ
初恋メール
今日もいつも通りの予鈴のチャイムがなる。
大人しく席について、先生が来るのを待つ。
あたし、山内心華。
派手でもないし、地味でもない、ごく普通な高校ニ年生。
『心華あ♪今日の合コンどうする!?』
後ろの席の真奈美が机にあたしの椅子にもたれて聞いてきた。
「合コン??待って…
今日バイトあるっけえ…?」
スケジュール確認をしようと携帯を開いたら…
一通の新着メールがあった。