Love Side 
「そんなの、、、

そんなの、信じろって無理よ。

あったばかりだし

そんなの信じろって、、

無理に決まって、、」

「無理じゃない。」

ぎゅうっと抱きしめられた。

「無理だってば」

「無理じゃない。 信じてよ。」

彼の胸の中で、



「責任、、、、れるの?」

「え?」

「始めちゃったら、止まれなくなるのよ。」

姫川は、にっこり笑って、

「望むところだ。」

もう一回ギュッと抱きしめられて、

あたしは、こっくりと頷いてしまった。

もう逃げられない

そんな予感に縋りたくなった。
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