Love Side
「待って」
走り去ったあたしを追ってきた男
綾波春日
「何よ、未だ私に用なの?
もうあたしをほっといてよ
これ以上あたしをみじめにしないで。」
あたしは、春日に掴まれた腕を振り切ろうともせず、
その場に泣き崩れた。
「だから、俺の気持ちちゃんと聞いてよ。
串枝さん俺は色んな事全部分かっていた上で
あんたを引き受けるよ。」
「あたしが好き?」
首を横に振りながら
「ごめん正直にいうよ。俺には好きな奴がいる。
でも、そいつとは何もないし、これからもない。
それでも良ければ俺と付き合って
萌香。」
何勝手に呼び方変えてんのよ。
「そんなの、駄目に決まってるじゃない。
あたしはもう未来のない恋はしたくないのよ。」
走り去ったあたしを追ってきた男
綾波春日
「何よ、未だ私に用なの?
もうあたしをほっといてよ
これ以上あたしをみじめにしないで。」
あたしは、春日に掴まれた腕を振り切ろうともせず、
その場に泣き崩れた。
「だから、俺の気持ちちゃんと聞いてよ。
串枝さん俺は色んな事全部分かっていた上で
あんたを引き受けるよ。」
「あたしが好き?」
首を横に振りながら
「ごめん正直にいうよ。俺には好きな奴がいる。
でも、そいつとは何もないし、これからもない。
それでも良ければ俺と付き合って
萌香。」
何勝手に呼び方変えてんのよ。
「そんなの、駄目に決まってるじゃない。
あたしはもう未来のない恋はしたくないのよ。」