Love Side 
欲しい

体中で早く彼自身を迎え入れたくて

焦れている


「春日、お願い。」


「いいよ、欲しいの?]


子どもっぽい笑顔であたしに微笑みかける。

キュン殺っていうのはこういうことなのかしら。

負けた。


あたしは、紅くなりながら、

「欲しい。」

と言って頷いた。

少し間をおいて

ぐいっと中心へ入り込んできた彼は、

中をいっぱいに圧迫した。

「あああ、、」

溜息のようにも喜びのようにも取れる息をもらし

やっと一つになった感覚を味わっていた。

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