Love Side 
くすくす笑い始めた奥さんは

「あなた達、ホントに付き合ってるのね?」

「はあ、まあ。」

「わたし、疑ってたのよ、あなたと主人の仲。

まあ、前はともかく今は無いってことなのね?」

「前はって、、、」

「興信所つかって調べたことあるから。」

「あ、あのあたし。」

「まあ、許す訳じゃないけど、もういいわあたしだけ不幸なのは嫌なのよ。

あの人はあなたに振られちゃったのね?」

「いや、そういうわけでは、、もとから付き合ってたわけじゃないですし

こんな言い方可笑しいけどたまたまです。その日限りです。すみません。」

『お前、そういう言い方なあ。」


「そうなの、相手にもされてなかったのね、可愛そうな人。」


< 50 / 125 >

この作品をシェア

pagetop