Love Side 
「すみませんすっかりご馳走になった上、送って戴いちゃって」


「じゃあ、君の方はOKっていうことで進めていいんだね?」


「あ、はい、私の事を認めてもらえるなんて嬉しいです。」


アパ-トまで係長に送っても貰ってしまった。


春日には会えなかったけど、いい評価を貰えたことはホントに嬉しい。


あたしがこんな風になれたのは春日のおかげだと思う。


ちゃんと、向き合って気持ちを取り戻したい。どんなに時間がかかっても。


アパ-トの入り口でこっちをずっと見ている人影に気がついた、あれって


「春日?」


「綾波君か?」


「はい。」


「そうか、君達付き合ってたんだね。」












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