Love Side 
春日がこっちに向かってツカツカと歩いてきた。


「春日来るならメ-ルとかくれたら、、、」


「別に、これ忘れ物だから、いらないなら俺の目の届かないところに捨てろ

 よ。」


「春日?」

「俺達別に付き合ってませんから?こんな女好きでも何でもないし、

 どうぞ、付き合うなり寝るなりして下さい。」


「何言ってるのよ、係長とは別に何でもないのに。」


「これからそうなるんだろ、俺帰るから勝手にやってろよ。」


「春日待ってよ。」


「課長に、係長に、俺に、郁人まで、お前どこまで

 サイテ-な女なんだよ。」


パッシッ!!


「何言ってるのよ、あたしの気持ちなんかまるで無視して!!

 サイテ-はあなたでしょ。」


「は、逆切れかよ。殴りてぇのは俺だろうが。」


< 71 / 125 >

この作品をシェア

pagetop