Love Side
8.残骸
あたし達の関係はしばらく続いた。
抱かれるときだけ春日と近くなれる。
でも、誘うのはいつもあたし
春日はあたしが手放すのを待っている。
「なあ、萌香もうやめないかこういうの?」
「あら、どうして、彼女でもできた?」
「いや、そうじゃないけど。」
「ならいいじゃない、彼女ができるまでは続けましょ?
あたし、と寄り戻すってのもありだけど?」
「いや、無理。」
「フフッ、分かってる。春日も馬鹿だよね。」
「んだよっ。」
「こんないい女、他にいないわよ。」
フッっと笑って、
身体の向きを変えて羽交い絞めにされた。
「煽るなよ、もう一回するぞ。」
あたし達の間に心を求めることは無い愛もない。
もう、身体でしか繋がれないの?
結局これが、あたしにはお似合いなのかもしれない。
抱かれるときだけ春日と近くなれる。
でも、誘うのはいつもあたし
春日はあたしが手放すのを待っている。
「なあ、萌香もうやめないかこういうの?」
「あら、どうして、彼女でもできた?」
「いや、そうじゃないけど。」
「ならいいじゃない、彼女ができるまでは続けましょ?
あたし、と寄り戻すってのもありだけど?」
「いや、無理。」
「フフッ、分かってる。春日も馬鹿だよね。」
「んだよっ。」
「こんないい女、他にいないわよ。」
フッっと笑って、
身体の向きを変えて羽交い絞めにされた。
「煽るなよ、もう一回するぞ。」
あたし達の間に心を求めることは無い愛もない。
もう、身体でしか繋がれないの?
結局これが、あたしにはお似合いなのかもしれない。