蒼穹の誘惑
みずきは、キレイに片付けられたダイニングテーブルに押し倒されると、一気にニットセーターを脱がされた。

キャミソールを引きずり下ろされ、露になったみずきの胸に生暖かい感触が触れる。

「あ……ここじゃ……」

すぐ傍で達也が寝ている。こんな姿を目撃されたら……

「声を出さなければいい」

「んん、そんな、のムリ……」

「言っておくが手加減はしない」

「なっ……」

逆、じゃないだろうか?

こんな状況下では、普通優しくする、と言わないだろうか?

「ねぇ、せめてシャワー、あん、そう…ご…」

「そんなもの待てるか……」

高宮はみずきの手を押さえつけ、また深く口付けた。




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