蒼穹の誘惑
「浅野君、あっ、ごめんなさい?慣れ慣れしかったわね、浅野社長は……」
「いえ、肩苦しいのは抜きで、お好きなように呼んでください。あなたとは何度も電話で話しているせいか、初対面のように感じないんです」
「あら、私もよ。でも、ごめんね?こんなオバサン相手で?」
「おばさんだなんて……やめてください。あなたのようなキレイな女性は初めてです」
「嬉しいわ。あなたみたいな若くて素敵な方に言われると冗談でもすごく嬉しい」
「冗談じゃありません!本当です!」
浅野の頬がまた少し赤くなった。
ここまではみずきの予想通りの反応だ。視線を泳がす浅野をじっと捉える。
(こんなキレイな顔をしているのに……かわいい子。これって計算じゃなくて、素なのかしら?)
「いえ、肩苦しいのは抜きで、お好きなように呼んでください。あなたとは何度も電話で話しているせいか、初対面のように感じないんです」
「あら、私もよ。でも、ごめんね?こんなオバサン相手で?」
「おばさんだなんて……やめてください。あなたのようなキレイな女性は初めてです」
「嬉しいわ。あなたみたいな若くて素敵な方に言われると冗談でもすごく嬉しい」
「冗談じゃありません!本当です!」
浅野の頬がまた少し赤くなった。
ここまではみずきの予想通りの反応だ。視線を泳がす浅野をじっと捉える。
(こんなキレイな顔をしているのに……かわいい子。これって計算じゃなくて、素なのかしら?)