恋のうた~切恋詩集~
近距離恋愛
誰よりも仲が良くて
誰よりも素直に話せて
誰よりも涙を見せて
誰よりも大好きな君。
隣にいるのが
“当たり前”だった。
だから君のことは
誰よりもわかってると思ってた。
ごめんね。
違ったよ。
僕は、目の前にいる君の涙の意味さえわからないんだ。
支えてあげたいのに
いつも支えられてばかりで どうすればいいかわからない。
気付いたよ。
僕は“当たり前”に甘えてただけだった。
近すぎて見えなかった君との距離は
虚しいほど、大きく開いていた。