幼き神は涙さえ演じて

 「こ、ここここここんなの、くる、狂ってる!」

 茶神を曇った瞳で見つめる。

 茶神の前には十を有に越す死体達。
 
 それに続いて次に死体となる者達の列で賑わっていた。

  「われらの日用の糧を、今日(こんにち)われらに与え給え。」

 「っぎっ」

 
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