転校生は芸能人!?
「お前、こういう時だけテンション高いんだから」
あたしは、後ろから呆れてる亮の声を聞いてない振りをして階段を下りた。
そして、靴を履き変えてから亮の手を引っ張って近くのコンビニに向かった。
あたしは、飴と肉まんを買ってもらって家に帰った。
「ただいま〜」
あたしは、直ぐさま2階にある自分の部屋に向かってベッドに横になった。
すると、いつの間にか眠っていた。
起きると、もう8時になっていて
ご飯を食べる為に下に下りた。
「あら?萌美帰ってたの?」
「うん。おかえり」
あたしのお母さんは仕事人間だから
いつもは、仕事で夜遅くになってからか
帰ってこないコトが多いのに
こんなに、早く帰ってくるなんて珍しい。
なんか、あったのかな!?
「今日は早かったね」
「久しぶりに萌美とご飯でも食べようかと思ってね」
そういうと、久しぶりにお母さんの手作りご飯食べるな。
いつもは、1人で自炊して食べるから。
柄にも無く嬉しかった。
だけど、やっぱりご飯を食べてから
少しして、お母さんは仕事の合間に来たから戻るっつ言い出した。
あたしに、お金を渡したあと
いつもごめんね
って、お母さんが謝ってきた。