刹コイ
湯川くんを捕まえ切れるのか不安で回す腕の力を強める
湯川くんもそれに答える様にあたしの背中に腕を回す。
「…咲多。ありがとう」









どれくらいの時が経っただろうか。
私達は結局一時間目からサボった。
「まだ一年生なのにまずいかな」と湯川くんは笑った
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