今日から家政婦!
「ねぇ、ここ?」
「あ?ここ以外どこにあるんだよ」
うん、確かに。
やっぱ、拓の学園なだけあって
デカすぎだな。
こんなとこに住むって
緊張するなぁ。
「じゃ、俺はここまでだから」
「え?ついてきてくれないの?」
「ついていきたいのもやまやまなんだが、
ちょっとなぁ」
「・・・そ、もーいいよ」
「・・・御免」
「いいって、んじゃね」
「あぁ、何かあったらすぐ電話しろよっ
何かされてもだぞ、じゃぁな!」
そしてスタスタと帰って行った。
. . .
何かされても?
そこは気にせず中に入った。