愛情の果て。

私は剛の言葉を無視して、独り言の様に、剛に呟く。

他の女を見る為の目なら、要らない。取っちゃおうよ。

他の女にキスする為の口なら要らない。取っちゃおうよ。

他の女を抱く為の腕なら要らない。取っちゃおうよ。

他の女と歩く為の足なら要らない。取っちゃおうよ。

他の女の為の貴方なら、…一生私の物になれば良い。


だから、何度も付き合う時に言ったじゃないか。



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