見習い探偵は魔法使い?!
・・・コト

「どうぞ・・・」

「お構いなく。」


とりあえずその2人に家に上がってもらった。

お茶をだして
座った。



男の人は鞄から紙みたいなものをだしている。
女の人はこの家がそんなに珍しいのかキョロキョロとあたりを見渡している。


「・・・」


誰も話をきりださないので
わたしが聞いた。


「あの、わたしに話って・・・なんですか?」

「はい。今回、花乃天羅学園への入学案内をお持ちいたしました。」

「えっ?」


花乃天羅・・・学園?


それはいかにも急な話だった。

「それは高校ですか・・・?」

「いえ、学園です。」

「・・・でもわたし・・・行くところはもう決まってますので・・・」
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