片翼の天使
一泊おいくら万円だよ…
軽く引きながら着いていく。
カードキーでドアを開けるとただっ広い部屋。
軽く引くどころかドン引きだ。

「マダム。今宵の部屋はいかがですか?」
「まぁまぁね」
「流石はお目が高い。もうワンランク上がありますので」

え゛スイートじゃないの?
ていうかこの男何者よ。

「腹減ってるか?」
「まぁ…少しは」
「ルームサービスで何か頼むといい。俺はシャワー浴びるから」

なるほどね。
餌付けしてそのあと楽しみたいのか。

男をバスルームに見送ると最上級のワインと食事を注文した。
< 16 / 27 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop