タロット☆マジック【完】
「でも、もしそうだったら、殺す方法をよく研究して……」
「NOーーーーーーッ!!」
マジやめて!! 本当にやめて!!
心臓に悪いぃぃぃぃぃぃぃ!!!
「じゃ、ちゃんと活動しよう。」
雪ちゃんは、そう言ってタロットカードを持って椅子に座った。
「そ、そだね……。」
私たちが、部活で基本的に行う事。
それは、その名の通り占いをするだけ。
ほかには、特に何もない。
私は、トランプ占い専門。
雪ちゃんは、タロット占い専門。
……と、いう事にしてる。
「……良い事、あるかも。」
「えっ、本当? 見せて~っ♪」