月とバイオリン
あとがき
あとがき

読んでくださってありがとうございました。
スパイラル。
書いた当時、この言葉に大変魅力を感じていました。それまでずっとカタカナを避けるように書いていたのに(そうでもないか?)、突然あそこでスパイラルと書きたくなったことを、読み返すたびに不思議に思う作品です。

とかいきなりわけがわかんないし。

この話は私のライフワークのような、愛しいヴィクトリア朝ロンドンのシリーズのひとつです。もう10年ほど妄想し続けているので、世界は複雑に絡み合い増殖する一方です。ウフフ。
思いつくままメモをとり、書き始め、放り出し、そんな話が何本も。仕上がったらむしろ驚くという。エー? な感じで。

野いちご作家さんて、書くの速いですよねー。私は完成品を編集して発表しているから更新もできるけど、ぶっつけで書いてたら一日一ページも書けないですよ、絶対。
そのタフな創作エネルギーを尊敬です。ううう羨ましい。

ともかく。

「月とバイオリン」
これは講談社文庫にしおりとして挿入されていた谷川俊太郎氏のマザー・グースの訳に心を奪われて気に入っちゃった言葉です。作中の表記が「ヴァイオリン」なのに、タイトルだけ「バイオリン」なのは、引用は原文のままの法則です。
と思っていたら、書いてあったのは「猫にバイオリン」だったんです……不思議ですね。記憶違いにも程があるって言うか。アホか、私。
疑問の余地なくアホですね。月は牝牛に飛び越えられているのでした。

ともかく。

 楽しんでいただけたら幸せです。そしてキャラに親しんでいただけると……!
他のシリーズもそうですが、彼らあちこちに顔を出すんで、見かけたときには思い出してあげてください。

ではありがとうございました。
あなたのおかげで生きています。本当に。


< 125 / 125 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

おいしい紅茶を飲む前に

総文字数/21,653

ファンタジー78ページ

表紙を見る
マイスィートアフタヌーン

総文字数/31,556

ファンタジー102ページ

表紙を見る
ロマンティシズム

総文字数/20,776

恋愛(その他)77ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop