ちょっと秘密なメイド様!!


「僕がデートっていっただけで、ガラにも無く焦っててさ」

喧嘩中なのに。
意地張るのも忘れてさ。

その言葉は…でも、そう簡単には信じられない。

「それは……」

「ゆき姉信じなよ」

真っすぐな目に見つめられて、息を呑む。

というか、素直に驚いた。


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