ちょっと秘密なメイド様!!


気落ちしたまま、

部屋へ戻る道を辿りつつ、

私はしょぼくれた。

『あぁ……なんで。

なんで私は、
こんなにもわがままで、
自分勝手な考え方をするの…?』

考えてるうちに、
視界が涙でにじんでいく。

これがずっと続いたら、

こんな嫌な子でずっといたら……


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