病みに恋
さらに肩を抱いてくる男達
「触んないで」
必死に抵抗するけど男の力に
かなうわけがない
「あれー?彼氏、助けてやんないの?」
だめ、多分今ルイは必死で自分の
体と気持ちを押さえてると思うのに
「ルイ。一発だけ、一発だけ殴っても
いーよ。でも絶対一発で終わりにして。
んですぐ逃げるよ」
「おう」
すぐにルイは男達を殴った
中学生のくせしてかなり力強い
まだ物足りなさが顔に出てるルイの腕を
引いて家に帰った
「ルイ、ありがとね。約束守ってくれて」
「蘭のためならお安いもんだよ」
「ルイすき」
自然と口にしてたその言葉
「俺は愛してるよ。蘭しかいらない」
今日の夜はいつもより長くなりそう