病みに恋
やってきたのはP.S.Iというお店
店内の雰囲気は暗く、ひどく落ち着く
「亮〜。俺の彼女連れて来たよー」
奥から首をひょっこり覗かせた
「おールイ、久しぶり」
「お久ー」
亮さんはもう社会人だろうか
すごく落ち着いていて大人っぽい
ルイと同じには見えない
でもルイはタメで話してる
そんなことを考えていると
「蘭ちゃんだっけ?俺、亮ね。
ちなみに18。よろしくー」
「蘭です。中2の14歳です。
よろしくお願いします」
「さっそくだけど刺青したいんだよね?
入れたいデザインとかある?」
って言っていろんなデザインがかかれた
紙を見せてくれた
龍や蝶、和風なものから洋風なものまで
いろいろある
でも私は決まっていた
「ルイとオソロの龍と月下美人の
コラボがいいんですけどいいですか?」
「スケッチしてみるね」