病みに恋







心地よく、痛みが私の背中に響く

¨痛い¨

でもこの痛さに勝たないと龍もなにも
かも私のものにならない


数時間後ライン彫りが完成した

亮さんは一言も喋らずに黙々て作業
を続けてた

亮さんが集中したいって言ってた理由
がわかった気がする

やっぱりさすがプロだなって


刺青は数回の作業によって完成した

やっと私のものになった


龍もなにもかも全てわたしのもの
もうどこにも行かせなんかしない


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